8月 多治見ながせ商店街
JR多治見駅から徒歩約3分、東西に400mほどに伸びる「多治見ながせ商店街」。普段は西向きに車両一方通行の道も、夏祭りにはこの商店街が歩行者天国になり、大変な賑わいを見せます。
商店街の真ん中あたりにはかっぱ広場があり、毎週火・金曜には「かっぱ市」が行われています。河童のモニュメントが置かれていますが、なかなかリアルですね!。
商店街のキャラクターとして「うながっぱ」が登場。以前からのキャラクター河童に、地元にうなぎ屋さんが多いところから、アンパンマンでおなじみの漫画家やなせたかしさんがデザインしてくださいました。こちらはとってもかわいらしいです。
多治見ながせ商店街ホームページ
「うながっぱ」 詩・曲 高橋みつる


うなぎの街 多治見生まれの うながっぱ
街の顔だよ よろしくね うながっぱ

ぶらり立ち寄った店で ご主人が言った
「何かようかい?」
そんな笑顔に迎えられ ほっと安心して
「ちょっと顔見に来ただけ!」

それで伝わる 心のコミュニケーション みんなの憩いの場
日本一暑い商店街は 人情も厚い
ずれない はがれない 密着ハート

温かいその気持ちに 感謝しているよ
これからもずっと よろしくね うながっぱ

8月17日 15時40分
羽崎屋
若尾元康さん

「ようかい」
もともとはすし屋さんとして始まったお店が、現在は中華そばやうどんもいただけるお店となっています。
なんと表の看板には、「出前、できるだけ迅速」の文字が。「これなら送れたときでも嘘にならんやろ」とご主人の若尾さん。ユーモアあふれる方です。お勧めメニューは、麺類と寿司のセット。1000円を超えない金額設定は、すべてお客さんのため。
この商店街には「ようかい」が棲んでる!みんなすごい人たちばかりですって!という、若尾さんは、かなりすごい人だと思います!!。
8月31日 14時20分
あやめ本店
加藤明朗さん

「いこいの場」
平成3年オープンしてから、現在は愛知・岐阜・滋賀・大阪に支店を持つほどの、大きな呉服屋さんであります。
今年は「地球ボランティア」と題して、お客様にしっかり喜んでもらいたいと、浴衣の着付け無料サービスを実施。多くのお客さんに喜んでもらったそうです!
店の看板には「タカ子の店」とあります。これは店長の名前で、加藤社長いわく、この店長の人柄こそが店を支えてるそうです。お客様とのコミュニケーションを第一に、お客様にとって居心地のいい、いこいの場を提供することを心がけています。
8月24日 15時40分
ブティック デルコワン
東浩美さん

「ずれない はがれない」
婦人服・アクセサリー・小物・バッグ・ベルトなど、幅広い品揃えの、ブティック・デルコワン。ターゲットは30〜40代とのことですが、幅広い年齢層の方が来店されるようです。店長・東さんの隣に輝くのは、金の招き猫!きらびやかな宝石?で飾られたこの猫は、まさに金運の神様のような存在です!
地元としっかり「密着」していたい。ぴったりとくっつく、まるで絆創膏のように、ずれない・はがれないのが、商店街とお店のいい関係です。
8月24日 14時20分
老鰻亭 魚関
村手洋之さん

「うなぎの街」
創業は明治30年。村手さんは4代目になる鰻職人であります。お客様に出す鰻料理には、しっかりと“魂”を込め、自らが納得のいく味を提供しています。プロであるがゆえ、同じ味を変わらず出す!そんなポリシーの持ち主です。
多治見は陶器の街。陶器つくりの職人さんの栄養食として、鰻料理が栄えたとのこと。しかも時間をかけずに、ごはんをお腹に”かきこめる”ため、お重よりも丼が発展したとも。多治見市内にはたくさんの鰻やがあり、それぞれが味を研鑽して、どのお店も美味しいのです。
8月17日 15時40分
玉木酒店
玉木秀典さん

「日本一暑い商店街は人情も厚い」
商店街、東の入り口におもむきあるある店構え。入り口には杉玉が下がっています。玉木さんで4代目となる玉木酒店。地元のお酒から、全国の有名な焼酎・地酒まで幅広く取り揃えますl。
元気で陽気な玉木秀典さんは商店街振興にも尽力されています。ながせ商店街新キャラクターの「うながっぱ」について、今後はフラッグを作るなど、さらなるアピールを計画中とか。
日本一の最高気温を記録した多治見です、そんな暑さ以上に熱い魂を持った玉木さんであります。
8月17日 14時20分
洋服直しの専門店 サンリフォーム
山本みさとさん 岡田捷子さん
市原昌恵さん

「感謝」
以前は駅前ユニーの中にありましたが、一年半ほど前に商店街内に引越しをしました。洋服のお直し専門として何十年の歴史あるお店です。
日本人には、古来から「もの」を大切にする知恵がありました。しかし昨今はどうでしょう。物への感謝の気持ちを見つめなおして、大切に使って欲しい。洋服のリフォームはそんな心なのです。
商店街の皆さんと共に夏祭りなどのイベントに参加。仲間に入れてもらえていることにとても感謝しています。
8月3日 15時40分
スマイリーショップ
上ヶ島さん 板島さん 学生の皆さん

「温かい」
多治見西高等学校の生徒さんたちが、販売実習ということで、空き店舗を利用してお店を営業していました。扱う商品は、トマト・キュウリ・ナス・玉ネギ・ピーマン・オクラ・ジャガイモなど、地元で取れた野菜の数々。また、東濃ワークキャンパスという授産所にて障害を持った方々が作ったパンを預かって販売をしていました。商店街内への放送を使って呼びかけたりして、どうやったらお客さんが来てくれるのか、いいお店になるのか、というのを学んでいます。
優しい商店街の方々が、お好み焼きを分けてくれたり、すいかを分けてくれたり。皆さんの温かさを身に染みて感じた学生の皆さんでした。
8月3日 14時20分
みのわ
美濃和勝文さん

「街の顔」
手芸用品専門店として、多治見においても老舗のお店となります。店内には数え切れないほどの毛糸が並べられ、美濃和さんはじめスタッフの方々が作ったという作品の数々が展示されています。もちろんこれらを購入することも可能です。
多治見ながせ商店街振興組合の理事長を務める美濃和さんはイベントにも積極的で、7月28日に行われた夏のカーニバルの準備にも尽力されました。
商店街ひとつひとつの店が目・鼻・口、はたまたえくぼ、ほくろ、つけまつげ・・・。街の顔と言えます。いろんなお店が集まって、いろんな表情を作る。これが豊かな表情を持つ商店街となっていくのです。


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