6月 池田町・池野商店街
揖斐郡池田町にある池野商店街は、南北におよそ1kmある、長い商店街。
地元の名産である揖斐茶を扱う店や、生活に根付いたお店が数多く立ち並んでいます。ちなみに池田町の名物は「肉桂餅」です。
その商店街の、ほぼ中央あたりに位置するのが、池野天満宮。学問の神様だそうです。またその横には、池野ふれ愛ドームという屋根付きのスペースがあり、イベントなどが行えるようになっています。子供達の遊び場にもなっています。
「いけだねっと」HP
「希望と発展」 詩・曲 高橋みつる


心が触れ合って 頑張れば
今日もスマイル
元気な声出して さぁ気合いだ!
きっとリバイバル

若い力と人情に 溢れるなら
希望と発展の 光射す

桜咲き お茶香り
歴史と情緒ある街
わたしとあなたの縁結ぶ
池田町・池野商店街
6月29日 15時40分
池野天満宮
岡崎卓さん 氏子総代会の皆さん

「希望と発展」
江戸期よりあるこの天満宮は、東京・亀戸天満宮の分神で、菅原道真公を祀る神社。学問の神様ということで、境内には合格祈願の絵馬が多数かけられていました。
またかつては地元の人のほとんどが、この池野天満宮で結婚式を挙げていましたが、時代の流れと共に行われなくなってしまいました。しかし、去る先日2007年6月17日、およそ35年振りとなる、池野天満宮での結婚式が、昔ながらに厳かに行われたのです!これはすごい。
これからの池野商店街や地元池田町すべてにおいて、たくさんの希望があり、大きな発展を願ってやまない岡崎さんです。
6月29日 14時20分
今利屋呉服店
荒川雅典さん 荒川栞さん

「若い力」
創業は明治19年。元は大垣市内に店を構えていて、池野商店街立ち上げと共にこちらに移転してきたのだとか。店の名前の由来は不明ですが、おそらく「今すぐにでも便利なお店」というような意味なのかもしれません。
この日授業が終わって早く下校していた娘の栞さん。サザンオールスターズが好きな御主人が「栞のテーマ」から名付けたそうです!
商店街の祭りや催物が行われる時には、若い皆さんが多く活躍します。春や夏のお祭りでは屋台の出店などで盛り上げてくれる、若い力が商店街には欠かせません。
6月22日 15時40分
八木製畳
八木一さん  八木豊さん

「人情」
創業90〜100年になる畳屋さんであります。住宅事情の変化によって、昔よりも畳の需要は減りつつあるものの、それでも店内の黒板を見れば、注文先の名前がビッシリと書かれていました。
昔は藁で作られていた畳の心材も、最近は圧縮した紙であったり、発泡スチロールだったりと、素材の変化もあります。それぞれにいいところがあるようです。またさらに最近は、畳の岐阜ブランド品として、心材にヒノキを使ったものも発表されてきているとか。
池野商店街の人達は大変人柄が良くて優しい。人情にあふれる土地だと思います。
6月22日 14時20分
ハヤシ自転車
林正典さん

「気合いだ〜!」
明治年間に開業した、おそらく西濃では一番古いと思われる自転車屋さん。正典さんで3代目になります。林さんはなんと、元競輪選手!30歳まで現役で活躍していました。店内にはその当時使用していた自転車が飾られていました。
店頭に「ボディービル大会」のポスターが張ってあったので、まさかと思って聞いてみると、林さんはボディービル大会にも出場していたのです。しかも最近です!50歳を越えた肉体とは思えない逞しさですね〜。
この日は二人のお孫さんも来ていて、抱き抱えるときの目は優しいおじいちゃんです。
そんな林さんが商店街に送る一言、それは「気合いだー!!」。熱い林さんでありました!
6月15日 15時40分
くすりのたかだ
高田豊さん

「情緒ある頑張る商店街」
大正11年創業、古めかしい看板を掲げる老舗の薬屋さんです。入り口には昔ながらの円柱形の郵便ポストがあります。創業当時から使われていた金看板を店内に掲げていて、その貴重な品に「譲ってください」の声が絶えないとか。それを断り続ける、職人気質の御主人、高田豊さんです。
昔からの池野商店街の姿を見続けている高田さんにとって、なつかしの風景は今でも目に浮かびます。情緒があって、且つ現在も活力ある頑張る商店街。振り返る無かれ、前を向いていこう!という高田さんの力強い言葉が印象的でした。
6月15日 14時20分
ふれあいIT工房
西川正昭さん

「桜とお茶の池田町」
池野商店街の中にある、ITスペースを発見。ここではなんと無料でパソコンの指導が受けられるんです。50歳以上のパソコン初心者の方が訪れてくる中、指導員の西川さんは一人一人丁寧にwordやExelなどの使い方を教えています。
地元池田の名物といえば、この二つです。霞間ヶ渓など桜の名所がある池田町、そして揖斐茶の池田町です。愛すべき地元をアピールすべく、インターネットなどITを活用したいものですね!
6月8日 15時40分
ヒコーキ屋
西村幸信さん・栄子さん

「元気な声」
子供達の夢がいっぱい詰まった駄菓子屋さん。60年前の創業当時は模型屋さんで、竹ひごに紙を張っただけの「ヒコーキ」を取り扱っていたことからこの店名がついたのだとか。他にも釣具やリサイクルおもちゃなども店内ところ狭しと並べられています。
子供達の笑顔や元気な声を聞くのが、何よりも元気の源となる西村さん御夫妻。子供達との触れ合いを通じて、現代に忘れられがちな「人の心の温かさ」をしっかり伝えたいと考えています。
6月8日 14時20分
ことぶき園
森美紀子さん

「復興・リバイバル」
地元の名産である揖斐茶のお店です。卸しが中心ですが、小売も受け付けていて、新茶のシーズンである5月中〜最近も大変お忙しいようです。
揖斐茶はまろやかな甘みが特徴。香りだけでなく味わいもしっかりあるお茶です。その香りを逃さぬよう、しっかり管理されてお店で保管されています。
このところ人通りも少なくなってしまった商店街。かつての活気を思うと少し寂しい気持ちもありますが、敢えて「復興・リバイバル」という言葉を商店街に送ります!
6月1日 15時40分
中村商店
中村よし子さん

「スマイル」
戦前は和傘を扱うお店として、そして戦後には苗や種などを扱い、このあたりの農業の発展に一役かったお店であります。苗の育て方など、とっても詳しく教えてくださいますよ!!僕はプチトマトの育て方を指南してもらいました。とても助かりました♪
いつも元気いっぱいの笑い声を振舞う中村よし子さん。商店街といえば、やはりその笑顔・スマイルが一番だとおっしゃってくださいました!
6月1日 14時20分
餅類一切と赤飯 餅松
馬渕美智子さん

「ふれあい」
創業は戦後間もなく。現在の御主人は2代目になるそうで、今は奥様と二人でお店を営んでいます。池野名物である肉桂餅を毎日手作りしているんです。他にも草もちやおはぎ、しそ餅など、どれも人気です。
奥様の馬渕美智子さんはこの池田に嫁いで34年。先日、岡山に住んでいる次男さんに2人目となるお孫さんが誕生して、ますますウキウキです♪
たくさんのみなさんとのふれあいが大切、お客様や御近所さんといい関係でお店を営んでいます。


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