12月 笠松町本町商店街
岐阜県下においても大変歴史ある町、笠松。歴史的スポットもたくさんある笠松町ですが、その中にある商店街は、古くからの懐かしい香りを今でも色濃く残しています。町内にはお店が点在していますが、主に上本町・下本町あたりにお店が集まっています。また、お店によっては、ポイントを貯めてお得になる「やっこさんカード」を取り扱っています。目印は、やっこさんカードと書かれた、赤いのぼりです。
笠松町商工会・かさまつモール ホームページ
「昔とちっとも変わんねェ!」 詩・曲 高橋みつる


「ちょっと寄ってきゃあ」って 声掛けてくれる
誰もが家族のように 気に掛けてくれる

コミュニケーション 足りない世の中にて
ここに来てみりゃ 尽きない世間話に

昔とちっとも変わんねェ! お隣の母ちゃんも
義理と人情を忘れねェ! お向かいの父ちゃんも
歴史と文化のある町 笠松で
心の触れ合いと安心の中 やすらぎを見つけた

12月28日 15時40分
岩井屋事務用品店
杉山亘さん

「心の触れ合いと安心」
昨年3月まで運営されていた、笠松町本町通り発展会の会長を務めていらっしゃいました。モットーは「笑顔でいること」。お店のレジ横にも『八笑道』と記された紙が掲げられ、それらの教えの気持ちを忘れないようにしていらっしゃいます。主に学校や商工会などの事務用品の販売で、忙しい毎日を送っています。
お店は31日の夜まで営業、年末の準備はこれからだそうです!
お年寄りの多いこの町において、皆さんに安心して買い物を楽しんでいただけるように、まずは心の”触れ合い”を大切にしたいと思っています。
12月28日 14時20分
ごとう呉服店
五藤千代乃さん

「歴史と文化のある町」
歴史あるのは、お店だけではありません。こちらの呉服店の庭には、つい3年前まで樹齢100年にもなる紅葉の木がありました。老木となってしまい、現在は切り株となっているのですが、その子供たちが周りから伸びているんです。ごとう呉服店の歴史を一緒に見てきた紅葉は、まだ生きています。
2階には立派な襖もあり、着付け教室など行っています。古きよき伝統文化である着物を大切にし、また“本物”に拘って、よい品を揃えることを常に考えています。
12月21日 15時40分
魚徳
岩田岩男さん ゆきこさん

「ちょっと寄ってきゃあ」
その昔は近くに市場があり、魚徳はそこから仕入れ、行商をしていたそうです。店内には、鰆・鰤・鯖などの魚や、ズワイガニ・数の子など、これからの季節に食卓を飾る品目が並んでいました。
お店の入り口にいつも座っている岩田さん。まさにお店の看板!?です。なんと岩田さんご夫妻は、今年金婚式を迎えられたそうなんです、おめでとうございます!
道行く人に「ちょっと寄ってきゃあ」と声を掛けることから始まる、お店とお客さんの触れ合い。お店の入り口にいつも座っているのは、そんな声掛けをするためなのかな。
12月21日 14時20分
伊住屋本店
名和秀司さん

「昔とちっとも変わんねぇ」
本町商店街にもいくつか御菓子屋さんがあります。伊住屋本店はその中の一軒で、名和さんは4代目となるそうです。
笠松の御菓子組合共同開発で生まれた笠松名物の御菓子「笠松陣屋」は、甘みを控えた上品な味わい。お店ごとに作っているんですって。また、こちらの「いちご大福」が、白のこしあんを使用したあっさり目の仕上がりです。
昔と変わらず決して近代的ではないが、昔ながらの義理人情が厚い人柄はこの町の魅力。二つの意味からこの言葉を選びました。
12月14日 15時40分
おやつの店
広瀬正美さん

「家族のような町」
お好み焼き・焼きそば・タコ焼き・みたらし・たいやき・五平もち、さらにはフライドポテト・フランクフルト・トリモモ・ホルモン…、お客さんのリクエストに応えていくうちに増えていったというメニューは、もはや「おやつ」を越えている?テイクアウトが主ですが、店内にはイスとテーブルがあり、そちらでいただくことも可能です。
みっちーオススメは、しっぽのところまでしっかり餡が詰まった、たいやきです〜!
身体が不調なら互いに心配しあえたり励ましたり。買い物に来て下さるお客さんは、本物の家族と同じような存在です。
12月14日 14時20分
フルーツシオキチ
小見山一子さん 小見山吉幸さん

「安らぎのある町」
古くは笠松湊より上げられる、桑名などの港より運ばれる塩ものを取り扱うお店として、創業者・吉五郎が店を開いたそうです。現在は季節のフルーツ・かご盛りを中心に取り扱うお店として営業をしています。
代々名前に「吉」がつき、現在の代表取締役は吉幸さん。家族みんなでお店を切り盛りし、忙しい時には、近所の方も力を貸してくださいます。
お年寄りのお客さんも多く、一子さん自身も、何気ない会話の中に安らぎを感じています。「また今日も元気でよかったね」が嬉しい合言葉となります。
12月7日 15時40分
だるまや薬局
森崎公恵さん 伊藤みゆきさん

「コミュニケーション」
昭和のはじめに開店した、ここだるまや薬局。薬だけでなく、日用品・日用雑貨なども取り扱う、生活の要的なお店です。店名の由来は、先代が「七転び八起きの精神」で付けたものらしいです。なるほど、元気ならどんなに転んでも起き上がれますもんね!
そんなお店を元気に切り盛りする森崎さんや伊藤さん。店内に椅子があり、買い物に来たお客さんたちが座って、いつの間にかみんなが集まるコミュニケーションスペースになっています。
12月7日 14時20分
鶉屋(うづらや)
伊藤幸子さん

「世間話」
ここ笠松に、50年ほどの歴史をもつお菓子屋さんがあります。いつも元気な声で迎えてくれる、お店のおかあさん・伊藤さん。近所の方々だけでなく、昔なじみのお客さんも多くお店に来てくれます。お菓子だけでなく、早くもお正月準備ということで、鏡餅も置いてありました。
訪れるお客さんと、お話しするのが楽しみ。何気ない世間話をすることで、伊藤さんやお客さん自身も、元気を維持できるのでしょう。


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